こんにちは。
大学生になると高校生までとは違い、自分で授業をとり時間割を組まないといけません。取らないといけない授業をしっかりと取らないと卒業も危なくなってしまいます。このページでは私の経験から文系の学部学科で学年別に授業をとるときのポイントを説明していきたいと思います。
大学1年生
大学に入学して高校時代とは全然違う雰囲気に圧倒されたり戸惑うことの多い大学1年生。4年間で卒業するためのスタートダッシュを切るためにも授業を確実に取ることで4年生で苦労することがなくなります。
履修要覧を読もう
履修とは簡単にいえば「授業を取る」という意味です。まず大学1年生は履修要覧を読みましょう!履修要覧とは自分の入った学部学科を卒業するためにはどの授業をどのくらい取らなければならないのかということが細かく書かれています。
この中で「単位」という言葉が出てきます。「卒業するためには~単位以上必要です。」と書かれていて「単位ってなに?」って思った人も多いかもしれません。私も最初よく分かりませんでした(笑)。
単位の数え方は学部学科によっていろいろと違いはありますが、週1回の授業で通年(1年間)授業を受けると4単位、半期(第1学期のみ、第2学期のみ)授業を受けると2単位与えられます。学部学科によっては1年間にとれる授業の上限が単位数で書かれていることが多いのでよく注意しましょう。
履修要覧を読むうえで大事なのは、卒業するうえで必要なA科目(必修科目や選択必修科目)やB科目(選択応用科目)を把握することです。それぞれ取らなければならない単位数が書かれているのでよく確認しておきましょう。
必修科目・選択必修科目を中心に取ろう
1年生のときは、とれる授業が限られている場合が多いです。
そのため、まずは卒業に必要な必修科目や選択必修科目を中心に時間割を組みましょう。そして組んだ時間割のなかで空いた時間(空きコマ)に卒業に必要ではない科目(一般教養の科目など)を入れましょう。
そうすると週に少なくて12コマ程度の授業が入る時間割が完成します。
大学2年生
A科目の授業を取りきろう
大学生活に慣れてくる大学2年生ですが1年生のときにA科目が取れているかどうかで授業の負担が変わってきます。
1年生で単位を落とさなかった人(単位修得率が7割以上の学生)は1年生のときにはとれなかった残りのA科目を取り、A科目を全て修得しましょう。そして徐々にB科目も取るようにしましょう。
1年生で単位を落とし、とくにA科目を落としてしまった人(単位修得率が7割未満の学生)は落としてしまった授業は再履修し、その上で1年生のときにとれなかったA科目を取りましょう。それからB科目も取るようにしましょう。
学部学科にもよりますが私の場合2年生は意外と大変な時期でした。逆にいえばそのような大変な時期は大学生活の中で最も勉強する時期であるともいえます。
大学3・4年生
大学3年生で全単位を修得しよう
大学3・4年生は企業のインターンシップが3年生の夏頃からおこなわれる(もっと早くからおこなっている企業もありますが・・・)など、徐々に就職活動を意識し始める時期でもあります。
1・2年生で順調に単位を修得してきた人は3年生で単位を取りきって4年生では就職活動に専念できたり、学びたい授業を取ることができたり、自分自身のスキルアップのための資格試験の勉強をすることができたりと残りの大学生活を余裕を持って過ごすことができます。
一方、1・2年生であまり単位を修得できず4年生まで単位を残してしまった人は就職活動をしつつ単位修得のため授業にもでなければならず最後まで卒業できるか分からない不安な大学生活を送ることになります。
まとめ
読んでいただいた方は分かると思いますが1・2年生のときに単位をしっかり修得できないと楽しいはずの大学生活がとても苦しいものになってしまうのです。実際4年生まで単位を残してしまった先輩には「しっかり勉強してもっと早く単位を取っておけば良かった・・・」と後悔している人が多いです。
みなさんも授業は計画的に取りましょう!
では、また!