こんにちは!
大学では学部学科によって違いはありますが文系の学生であれば早いと2年生、遅くても3年生からゼミナール(以下ゼミと略します)・演習といった名前である教授の下で授業を受ける機会があると思います。理系の学生であれば教授の研究室に入るというのが一般的だと思います。
私の私感ですが、理系の学生がほとんどの場合研究室に入るのに対して文系の学生がゼミに入るのは任意である場合が多いです(入りたくない人は別に入らなくていいよって感じです笑)。しかしゼミに入って勉強することは大学に入って経験しておいたほうがいいことです。ではゼミに入って得られるメリットとは何なのでしょうか?
学んだことをアウトプットする機会がある
大学1・2年生のころは教室に行って教授の講義を聴いてノートを取るスタイルの授業が一般的だと思います。そしてテストは授業で扱った内容を暗記したり覚えてきたりした内容から問題が出題されある一定の点数以上だと単位が付与されるといった仕組みだと思います。このような授業は基本的に知識をインプットするだけになってしまいます。そのため学んだことはあまり詳しく理解していない場合が多いでしょう。
一方、ゼミの授業ではもちろんインプットする機会もありますがほとんどが個人やグループでテーマを決めて発表する機会が多いです。つまり自分が学んだ知識をアウトプットする機会が多いといえます。知識をより深く理解するためには知識をインプットしてから、またはしながらアウトプットしていくことが大切です。
大学でみんなの前で学んだことを発表する、アウトプットする機会はあまりないのでゼミのような授業は学んだことをアウトプットするとても貴重な機会だと思います。
自分が学びたい分野を学ぶことができる
大学1年生のはじめにはなんとなく大学に入った人は別として誰もが「~を学びたい」と何かしら学びたい分野があったと思います。大学生活が過ぎていくにつれてその分野が本当に学びたいと思う分野であったり自分に向いていないと思う分野だと気づいたりすると思います。また新しく興味をもった分野に出会うこともあるでしょう。
その中から選んだ自分の学びたい分野を研究している教授のゼミに入り2~3年かけてその分野のことを勉強することは自分の目標を実現することができたり、学び得た知識は自分の今後の大きな財産になることでしょう。
またゼミで頑張った実績は4年生のときの就職活動でも自分の大きなアピールポイントになると思います。
新しい友達や知り合いができる
大学内での友人や知り合いはだいたい1年生のはじめにできることが多く2・3年生になるとなかなかつくるきっかけがありません。しかしゼミに入ると自分と同じようなことを学びたいと思っている仲間に出会います。
ゼミで学ぶ期間は2年半ほどあるので彼らとは長いつきあいになります。なかには一生の友達を見つけることができる人もいるかもしれません。
つまりゼミに入ることで友人や知り合いが増えるいいきっかけになるのです。
このようにゼミに入ることは学びたいことを深く学べたり、新しい出会いがあるなどメリットが多いです。また大学生活が充実していないと悩んでいる人はゼミに入ることによって残りの大学生活を充実させることができるかもしれません。
では、また!