こんにちは!
みなさんは留学や語学研修で海外に行ったことはありますか?
筆者の私は大学2年の夏に3週間イギリスに語学研修に行きました。
今回は私自身が語学留学で得られたことについて書いていきたいと思います。
語学留学して得られたこと
英語に対する向き合い方が変わった
私のなかで語学留学する前の英語の勉強といえば学校の授業やNHKのラジオ講座などをやっていました。
その英語の勉強では、英文で内容を理解するというよりは英文の和訳にこだわりすぎていました。そのため英文を読んでもなかなか内容を理解することができず、英語の長文読解は全くできませんでした。
そのため、語学留学に行くときの英語のレベルは簡単な挨拶くらいしかできませんでした。
そのようななかで実際に語学留学に行くと当然ですがまわりには英語しかありません。最初はホストファミリーにもなかなか自分の言いたいことを伝えることができませんでした。
しかしいざ英語しか通じない環境に置かれるとなんとか自分の意思を伝えようと間違いなんか関係なく英語を話すようになります。また授業でも英語を無理に日本語に直そうとせずなんとなく意味を理解するようになりました。
このようなことで英語を話すこと、読むこと、聴くことが苦痛でなくなりました。むしろ楽しもうと考えるようになりました。
異なる文化を知ることができた
日本とイギリスでは言葉も住む人も違うので文化や常識も違います。
ひとつは食べ物です。よく「イギリスの料理はまずい」と日本では言われていますが実際に行ってみてこれは都市伝説でした(笑)
私は滞在中屋台で食事をしたことがないので、このようなことを言い始めた日本人は屋台やお店でたまたままずい料理を食べてしまったのでしょう。
しかし、現地の日本食は値段が1,500円以上するうえに全然おいしくなかったので長期滞在で日本食が恋しくなってもあまりおすすめしません(笑)
もうひとつはロンドンの地下鉄での出来事です。日本では「まもなく電車が参ります。黄色い線の内側でお待ちください」といったアナウンスが流れると思います。しかしロンドンの地下鉄は電光掲示板に”come soon”と書かれているだけで電車がホームに入ってくる前に警笛を鳴らすくらいです。
私は最初はこのことにびっくりしました。日本の電車がいかに最先端をいっているのかを実感した瞬間でもありました。
多様性を知ることができた
留学先では一緒に留学している日本人のみのクラスでの授業がほとんどでしたが、1回だけ他の国からの留学生と会話をする機会がありました。
私はイタリア人と中国人の留学生と話したのですが彼らの英語力は高く自分自身の英語力のなさを痛感しました。電子辞書を片手に和英辞典を開いて話をしたのを今でも覚えています。
また、ホームステイ先に自分とは別にフランス人の留学生がいました。彼とホームファザーと自分で当時話題だったイギリスのEU離脱(ブレグジット)の話をしました。
これらの機会で話の内容は別として、自分で当たり前だと思っていることは海外の人にとっては新鮮なことなんだということを感じました。
自分から発言する姿勢が評価された
これは授業で経験したことなのですが、質問や発言をしない私たちに対して先生が”Don’t be shy”(恥ずかしがらずに発言しましょう)といい積極的な発言を求められました。
日本の学生は人前で話す内容を気にしてあまり質問や発言をしません。そのため私もいままであまり質問や発言をできるような人ではありませんでした。
しかし質問や発言することが良いことだと評価されたことで積極的に質問や発言をできるようになりました。
まとめ
語学留学というと「英語が話せるようになる」という目的ばかりにとらわれ、英語を話せるようになるという成果ばかりが注目される傾向があります。
しかし、私の考えはたとえ留学で英語がペラペラに話せなくても英語など留学先の言葉を楽しく学べるような習慣をつけることができれば十分なのではないかと思います。
では、また!