投資 資産運用

最強の高配当株、たばこ株のすすめ①

投稿日:

「配当がたくさんもらえる株を買いたいな…。」
「でも、配当利回りの高い株は減配の可能性があるって聞くけど…
インデックス投資じゃ全然配当もらえないし…。」

株式投資を始めてみたけどこういった悩みを持っている方多いのではないでしょうか?

このような悩みを持っている方にはぜひ、たばこ株がおすすめです。

「でも、たばこ株ってオワコンって言われているけど」
「たばこ嫌いだから、投資したくないな…。」

このような意見もありますが、たばこ株にはほかの高配当株にはない魅力があるのです。

また、私管理人は現在、日本株でJTを200株、米国株でブリティッシュアメリカンタバコを4株、アルトリアグループを2株、フィリップモリスを2株保有しています(米国株のたばこ株は趣味みたいな保有株数ですが…(笑))。
今後もずっと保有して、高配当の恩恵を受けるつもりです。

ちなみに、私管理人は社会勉強として数本たばこを吸ったことがありますが、基本的にたばこは吸いません。

今回は、たばこ株の特徴についてお話ししていきたいと思います。

たばこ株の特徴について

まず、たばこ株には以下のような特徴があります。

キャッシュリッチ高配当
・ディフェンシブ銘柄である
・株価の値動きが少ない

・ライバル企業が少ない

キャッシュリッチで高配当

たばこ株は高配当(配当利回りが高い)です。
例えば、日本のたばこ会社のJTの配当利回りは約6%あります。
たばこ株以外にも高配当の株はたくさんありますが、たばこ会社にはほかの企業にはない高配当を維持できる秘密があります。
それは主力製品であるタバコという商品が関係しています。

 タバコは非常に低コストの商品

コンビニなどで販売している価格からはあまり想像できませんが、実はタバコは非常に低コストな商品です。
紙巻きたばこの場合、基本的に主な原料はタバコ葉と紙だけです。
たばこ税など販売価格に税金がたくさんのっているとはいえ、原価率が非常に低い商品なのです。

 タバコはリピーターが多い

タバコはリピーターが多いです。
タバコの依存性の高さ(なかなかやめられない)やタバコのフレーバーやニコチン量、タールの量などがブランドによって異なるため、基本的に同じブランドを固定してリピートする傾向があります。
(管理人の会社の同僚や先輩もいつも同じ銘柄を吸っていました。)

 研究開発費や広告宣伝費があまりかからない

タバコという商品は基本的に研究開発費や広告宣伝費があまりかかりません。
電子タバコなどの研究をおこなっていることで費用がかかることもあるかもしれませんが、脱炭素社会へ向けて研究開発費を投じていかないと生き残ることが難しい自動車産業や新薬開発に多額の費用がかかる製薬会社に比べると研究開発に費やす費用ははるかに少ないのではないかと思います。
加えて、タバコは依存性が高いことや社会的にイメージが良くないこともありタバコを宣伝するテレビCMなども見たことがないかと思います。リピーターは同じブランドを継続的に購入するので宣伝をしなくても売上が上がるのです。

このようなことから、タバコという商品は製造・販売するのにあまりお金がかからないのに、リピート率が高く、よく儲かる商品なのです。

たばこ会社は儲かるのにあまり費用がかからず多額の利益を安定的に上げられるため、これらの利益を株主に還元しているのです。
これがたばこ会社が高配当を維持できる秘密です。

ディフェンシブ銘柄である

「最近、景気良くなったから、タバコの吸う本数増やしたんだ」
「最近、景気悪いし、給料減ったからタバコやめるわ(笑)」
皆さんのまわりでは前者のパターンはあるかもしれませんが、後者のパターンになることはあまりないかと思います。
タバコは先ほども取り上げましたが、依存性が強くなかなかやめられません。
そのため、喫煙者の方は景気に関係なくタバコを吸う方が多いです。
この行動がたばこ会社の業績にも影響します。基本的にたばこ会社は喫煙者のこのような活動もあって景気の良し悪しにかかわらず安定的に収益をあげることができます。
このようなことから、たばこ株はディフェンシブな銘柄であるといえます。

株価の値動きが少ない

たばこ株はハイテク株のように何倍にも値上がりするような派手さはありませんが、一方で株価が10分の1になってしまったということもない時期のほうが多く、基本的に地味で値動きが少ない傾向があります。
株式というリスクの高い資産なので、短期間でみれば大きな変動があるかもしれませんが長期でみれば、毎年支払われる高い利回りの配当金がカバーしてくれる可能性が高いです。そのため、投資した金額を配当で早い時期に回収することができるところも魅力だと思います。

ライバル企業が少ない

たばこ会社は非常にライバルが少ないです。
国のタバコの市場をほとんど寡占、独占している場合が多いことや、喫煙者はリピーターが多く、新たな銘柄を購入する動機が少ないことから新規参入が極めて困難です。
そのため、他の製造業のようにライバルにシェアを奪われて衰退するといったことが起こりにくいのです。

たばこ株の特徴まとめ

タバコについては様々な意見があると思いますが、たばこ会社のおこなうタバコのビジネスが非常においしいビジネスであることがお分かりいただけたかと思います。
次回は、たばこ株に投資することで得られるメリットやリスクについてお話ししたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

-投資, 資産運用

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

投資信託ではなくETFに投資する

みなさん、こんにちは!最近、私のまわりでも「投資を始めたよ」って人が増えてきたんですけど、「なにに投資したの?」って聞くと、「投資信託を買ったんだ」って人が多いです。詳しく話を聞いてみると、証券会社で …

20代の医療保険~先進医療特約を重視しよう~

こんにちは!今回は、20代に必要な保険について医療保険に加入する際のポイントを説明していきたいと思います。 医療保険は先進医療特約が重要! 日本の公的医療保険はとても優秀です。現役世代の方であれば医療 …

資産運用1年目。2020年2月の資産状況について

こんにちは! 以前の記事で今年は500,000円の貯蓄を目標にすることをお話ししました。今回はもうすぐ社会人生活が始まって1年になる私の資産が現在どのくらいになったのかお伝えしたいと思います。 202 …

生命保険はシンプルな商品を選びましょう!②(医療保険編)

こんにちは!今回は、医療保険の選び方のポイントについてお話していきます。最近は新型コロナウイルスの流行をきっかけに医療保険の関心が高まっている医療保険。「コロナが心配だから…」と加入したもののいざ入院 …

20代の生命保険~本当に必要な保障とは?~

こんにちは!大学を卒業して社会人になると、ある程度のことは自分でなんとかしなければならなくなります。しかし、全てのことを自分でなんとかするのも難しいことは事実です。生命保険についてもそのようなことがい …