こんにちは!
今回は、20代に必要な保険について死亡保険に加入する際のポイントを説明していきたいと思います。
20代には終身型の死亡保険がおすすめ
20代の死亡保険の保険料はとても安いです。
それだけ20代で亡くなる人が少ないということですね。
そこで、20代で死亡保険に入る際は貯蓄性のある終身型の死亡保険に加入するのがおすすめです。
その終身型の死亡保険の加入の仕方にもポイントがあります。
払い込む期間はいちばん短く設定する
最近の終身型の死亡保険には低解約返戻金期間というものが設定されています。
簡単にいえば、「解約して戻ってくるお金が払い込んだ保険料の合計より少ない」期間のことです。
そしてこの低解約返戻金期間というのは保険料の払込期間と一緒の場合が多いです。
そのため、保険料の払込期間は最短で設定することが大切です。
終身型の死亡保険の場合、最短の払込期間は10年で設定している保険会社が多いので10年間で保険料を払込むものにしましょう。
月々の保険料は6,500円~7,000円にする
次に月々の保険料は6,500円から7,000円の間で設定しましょう。
理由は、生命保険料控除を活用するためです。
生命保険の保険料を払った場合、「生命保険料控除」として一定額をその年の所得から控除することができます。
死亡保険の場合、保険料は「一般生命保険料控除」の対象となり年間80,000円までの保険料が控除の対象となります。そして、そのときの控除額は所得税40,000円、住民税で28,000円です。
つまり、月々の保険料を6,500円から7,000円の間で設定すると、いちばん多くの控除を受けることができます。
例えば新入社員の年収は300万円位なので、所得税の税率は5%、住民税の税率は10%(住んでいる自治体によって違いはあります)です。
そのため、
・所得税:40,000円×5%=2,000円
・住民税:28,000円×10%=2,800円
が払いすぎた税金として戻ってきます。
現在では預金していても利子はほとんど付きません。
もしこの利息を預金で得ようとすると4億8000万円(利率0.001%の場合)もの大金が必要になります。
戻ってくる税金を利子みたいなものと考えた場合、利率のよい定期預金と考えることもできます。
保険金の金額は払込期間と保険料を考えて決める
死亡保険の金額に関してはあまり気にする必要はありません。
月々6,500円~7,000円の保険料で10年で払込が終わる死亡保険に加入することがポイントとなります。
まとめ
現在は低金利なので、預金をしていてもなかなか増えない時代です。
そのため、政府からは「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと投資を始めやすい環境が整えられています。
しかし、「お金を減らさずに積み立てていきたい」と考えている人にとっては毎日、価格が変動する株式投資などは向いていないのでお金を増やす手段は限られています。
そのような方には、「積み立てていけば将来これだけのお金が受け取れる」という安心感があり、銀行預金よりも利回りのよい終身型の死亡保険は向いていると思います。
では、また!