こんにちは!
今回は、20代に必要な保険について医療保険に加入する際のポイントを説明していきたいと思います。
医療保険は先進医療特約が重要!
日本の公的医療保険はとても優秀です。現役世代の方であれば医療費は3割の負担で済みますし、高額療養費制度もあります。
そのため「医療費が払えなくて必要な治療が受けられない」という話はほとんど聞いたことがありません。
しかし、そんな優秀な公的医療制度でもカバーしていない分野があります。
それは、「先進医療」です。
先進医療とは?
先進医療とは高度な医療技術を用いた治療法のなかで、国(厚生労働大臣)から承認を受けたものです。
現在では、87種類の治療法が先進医療として承認されています(2020年2月現在)。
先進医療は高額
よく知られている先進医療として、がん治療の際に使われる陽子線治療や重粒子線治療があります。
しかしこれらの費用は高額で一回の治療で、
・陽子線治療:約300万円
・重粒子線治療:約300万円
ほどかかります。
そして、これらの費用は自己負担となります。
民間の医療保険で先進医療にそなえる
20代の方でもがんになる可能性は0ではありません。
そのような時にそなえて民間の医療保険で先進医療に加入しておくと安心です。
先進医療は医療保険の特約でしか入れないことが多いので、最低限の入院保障に先進医療の特約をつけて加入するようにしましょう。
また、保険会社によっては先進医療特約に先進医療の医療費以外にお見舞い金がついている商品もあります。これは先進医療を受ける場所は都心から離れている場合が多いので、治療に受けるために交通費や同行する家族の宿泊費を補うためのものです。お見舞い金の有無で保険料はあまり変わらないので、なるべくお見舞い金のついている先進医療特約のついた医療保険を選ぶようにしましょう。
まとめ
日本では公的医療保険が充実しているので、民間の医療保険は治療よりも入院中の収入を補償する収入補償保険的な役割になっています。
しかし、先進医療に関しては公的医療保険ではまかないきれないので民間の医療保険でそなえることが大事となってきます。
では、また!